一人の柔道整復師としてであれば、経営のことを考える必要はほとんどありません。しかし自分の院を持つようになるとなると、施術家と同時に経営者としての顔を持たなければなりません。
「技術さえあれば患者さんが集まってくる」と誤った考えをお持ちではないでしょうか?もちろん技術は大切です。しかしそれはごく当たり前のことで、これからの時代はプラスαが必要となってきます。
毎年多くの柔道整復師が生まれ、それに伴い院の開業も増加しております。この競争の中で自分の院を持った以上、勝ち残らなければなりません。ゆえに技術力+経営力を併せ持った院を開業していかなければならないのです。
弊社は長年の実績と豊富なノウハウを持って、施術家としてのあなたはもちろん、経営者としてのあなたもトータル的にサポートを行います!
まずは<開業までのフローチャート>をご覧になって、あなたの進むべき道を再確認してください。
まずは「なぜ自分は開業するのか?」ということを徹底的に自問自答してください。悩みに悩み抜いて出てきた答え、それがあなたの医療・施術理念であり経営理念です。その理念に基づいて、患者さんへの施術、サービスを構築していくことになります。
他に抜きんでた特色のある施術院になるために、この理念は必要不可欠となります。そして一度決めたその理念は、どんな状況にあっても必ず貫くようにしてください。状況によってブレがあると自分が何をやりたかったのかが分からなくなり、ひいては特色が無くなり、その他大勢の施術院の中に埋もれていってしまうからです。
開業時には医療・施術理念、経営理念を院内のよく見えるところに掲示しておくのがベストです。
ぜひとも利用したいのは、公的金融機関の融資制度です。公的金融機関(政府系金融機関)というのは、政府が全額あるいは一部の資金を出資して政府の政策に沿った投融資を行っている機関です。中小企業を対象に融資を行っている所としては、「小規模事業金融公社」「国民生活金融公庫」「県保証協会・市保証協会」などがあります。
公的金融機関の融資制度には、民間には無いいくつものメリットがあります。ひとつは貸出金利が極めて低く設定されているということです。同時に民間の金融機関に比べて、融資を受ける際の条件が緩やかというのも公庫の大きな特徴です。また「担保」を設定するときの評価も、民間の金融機関に比べて緩やかです。資金計画に合わせた返済方法が選択できるというのも、公庫ならではのメリットです。まずは「国民生活金融公庫」の窓口に出向き、自分の考えている事業計画などを担当者に相談してください。
なお融資の申込時には「開業計画書」「設備資金の見積書」が必要になります。事業計画書、サンプル、見積書など、無料作成いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
新規開業の場合、まずは人口や競合院をもとに診療圏を分析しましょう。対象候補地を中心に半径何㎞かに診療圏を設定して、人口を調べます。競合する院やクリニックなどがどこにあるのかも調べ、地図上に書き込みましょう。これをもとに次のような留意点を踏まえ、診療圏を分析してみましょう。
院内のレイアウトで一番始めに考えなければならないのは、院への入り口と受付、待合室との関係です。テナントではほとんどの場合入り口が決まっていますから、受付と待合室をどう配置するかにかかってきます。まずは明るくて入りやすい雰囲気にすることが大切です。
そしてできるだけ外から、院の中に患者さんがいることが分かるほうが良いでしょう。他の患者さんが入っているのを見れば、新規の患者さんも入りやすくなります。受付と待合室は、できるだけ受付から待合室全体が見渡せるようにしてください。待合室から受付が見えなかったりすると、「自分は忘れ去られていないか」と患者さんを不安にさせてしまいます。
次に診療室のレイアウトですが、基準となるのはベッドをどう配置するかです。機器の種類によるところも大きいのですが、ベッドの数や並べ方が決まったら自ずと機器の配置も決まってきます。また患者さんが施術室に入ってから出ていくまで、できるだけスムーズな動線を描けるように心がけてください。
経験豊かな施工業者なども紹介いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
どんな院にしたいかによって、機器の選択も決まってくるでしょう。一般的には「大型低周波」「干渉波」「SSP」「ローリングベッド」「牽引器」「マイクロ」「超音波」「温浴」を一通り揃えるのがよく見られます。しかし逆に言えば、これらはどこの病院や院にも入っているものばかりです。しかも患者さんにしてみれば、上に挙げた機器を知っていたり、体験してこられた方が大多数です。
ですから「ある」というだけでは、なんら特別な価値とはなりえません。今後は特色のある機器、例えば「即効性のあるもの」「他では使っていないもの」「学生やスポーツ障害の患者さんに関心を持たれるもの」などを導入することによって、差別化を図っていかなければなりません。また同じ機器を使用するとしても施術者の技術によって効果に差が出るものも、差別化の大きな要因となりますので、注意が必要です。
「リース」とは経済用語として「企業が機械・設備・自動車等の動産を必要とする場合に、リース会社が購入物件の資金を貸し付ける代わりに、必要な物件そのものをリース会社が企業に代わり購入し一定期間(長期)企業に賃貸する」仕組みと理解されています。
リースされる物件は賃借人であるユーザの希望する機種・仕様・数量・銘柄が対象とされ、リース期間は物件の法定耐用年数・種類・使用方法等により個別に異なります。
リース | クレジット | |
---|---|---|
賃借人 | 特定(主として法人) | 特定(主として法人) |
対象物件 | 企業の使用する償却資産たる動産 | |
機種の選択 | お客様が自由に選択 | |
契約期間 | 契約比較的長期(通常2年以上) | 短期~長期 |
契約内容 | 解約不可能 | 解約不可能(前倒し返済可能) |
在庫 | 在庫保有なし | |
料金 | 一般にレンタルより安く、 基本リース期間終了後は大幅に安くなる |
立替払いとなる為、 物件代金+金利手数料+保険料 |
所有権 | リース会社 | 貸借人 |
日立キャピタル(株)・(株)日本ビジネスリース・リコーリース(株)・オリックス(株)
個人事業として院を始める場合、必ず提出しなければならない書類は次の3つです。
などといった悩みを抱えていませんか。募集方法(募集媒体の選択など)、選考方法を見直すだけで、効果が倍増する場合も少なくありません。
チラシやホームページによる求人、また集客など、弊社ではそういったノウハウも取り揃えております。ぜひお気軽にご相談ください。
開業後10日以内に保健所の医務薬務課へ出向き、施術所開設届けを提出します。内容は、建物の構造(自宅と兼用か、木造か耐火構造か、平屋か複数階かなど)、施術室の面積、待合室の面積、換気の方法、採光(床面積に対する割合)、施術器具の有無、消毒薬の種類などです。必要となる添付書類は次の通りです。
※各室の用途及び寸法を記入してください
※テナントの場合は該当する部分の平面図を添付してください
※消毒設備、強制換気設備及び外気開放、採光(窓)の位置を明示してください
保険請求をできるようにするには、受領委任取扱いに関する契約を済ませなければなりませんので、「保険診療開始予定日=開院日」としてしまうと最初の月の保険請求ができなくなってしまう恐れがあります。開設日を実際の開院予定日より可能な限り前倒しして開設届けを早く済ませましょう。
税務署への申告ページ参照
国税庁Webサイト
雇用保険、労災保険など(共済組合連盟、地方公務員共済組合、労働局労災補償課、防衛庁本庁支部、福祉事務所など)登録申請は申請先によりことなりますので、各機関へお尋ねください。
今までお世話になった方、親戚、友人、知人、また親や兄弟の友人、知人など、できる限りたくさんの人のリストを作成しましょう。開院場所の近くの学校、公共施設、お店などを調べてリストを作成しましょう。
新聞折込広告、フリーペーパー折込広告、番組表折込広告、地域ミニコミ誌など、どの媒体が有効なのか検討し決定しましょう。(開院のチラシ、開院お知らせハガキの作成)
折込チラシが有効か、お知らせハガキの方が有効かを判断し、どういった範囲で何枚必要なのか目標に合わせた範囲と予算に応じて決定していきましょう。新聞の折込チラシの場合は、事前に広告代理店などに相談し、金額、枚数、地域などを検討しましょう。
開院のお知らせのチラシやハガキを上記のリストに郵送する日時を検討し、発送し忘れの無いように実行していきましょう。またご自分の院を広めるために協力してもらえるよう、学校、公共施設、お店に依頼してみましょう。
近隣の人や知人・友人に、自分の院ではどのような施術をするのかをお披露目する会です。色々なパターンがありますので、ご自分に合った内覧会を計画しましょう。
開業を志してから現在まで、長く険しい道のりであったと思います。しかし勘違いしないでいただきたいのは、ここがゴールではないということです。あくまでスタートを切ったまでのことで、本当の意味での長く険しい道は、今から始まります。
冒頭で申し上げた、施術家と経営者の両立は決して簡単なことではありません。悩み苦しむこともあるかと思います。そんな時はぜひ「メディカリJP」を思い出してみてください。弊社は長年の実績と豊富なノウハウを元に、さまざまな情報や機器を皆様に供給させていただいております。もちろんまだまだ未熟な部分もあるかと思いますが、先生方一人一人とともに手を取りお互いに成長していければ幸いです。
先生方はもちろん、患者さんにとっても素晴らしい院が、より多く繁栄することを願っております。